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2010/05/19

日本がギリシャのように破綻しないのはどうしてか

先日、日本政府の借金額が過去最高なんていうニュースが流れていました。
900兆円、国民一人あたり700万円。

GDP比で見るとギリシャなど比べものにならないくらい借金があります。でもなぜギリシャのように問題にならないのか?

日本における個人金融資産は1400兆円。
このうち6割は安全資産、つまり、預貯金などです。・・・(1)

銀行は預けられた預金で国債を買って、これを担保に日銀から公定歩合でお金を借りて、これを企業や個人の住宅ローンに貸し付けています。

日本における個人金融資産は1400兆円のうちには、生命保険も入っています。終身保険とか養老保険とかですね。
これが3割あります。・・・・(2)

保険会社はこれの8割くらいで国債を買っています。

(1)と(2)を合わせるとできる単純な資金が1200兆円、これが日本の国債を支えている、こういっても全然過言ではないでしょう。

=====

ギリシャの場合、破綻して困るのは、国債を買っている「ヨーロッパ他の金融機関」。
日本の場合、破綻して困るのは、「国民」の貯金・保険。(預金保護機構とか生命保険契約者保護機構とかありますけど)

毎年100兆円の社会保障費、年金・健康保険・それに子ども手当、、、、ガンガン借金してるけどその原資は個人の金融資産。(国家予算から利払費を引いた、実質一般歳出のうち、約半分が社会保障費になってきています。)

蛸が自分の足を喰っているようなもの、なんていう見方もできそうです。

分かりやすく書きますね、
ある会社から報酬を貰っているとして、その資金は、事業で儲けたお金(GDP)じゃなくてその会社に出資している自分自身。
いつまでも続けられるわけ、ありません。

だから日本の場合の問題は、出資できない人=預貯金がなくて保険もない人、がどれだけ増税に耐えられるか、ってなことになるのであります。


※まあ、かなり強引に簡潔に端折って書いてしまったので、若干反論があるかも知れません。ごめんなさい。話半分で聞いてくだされば、と思います。
※郵貯の限度額やカンポの限度額引き上げは、タコ足運営をもっと増やそうという政策に繋がっていくと思います。なにしろ国の会社ですからね。(ニューディール政策のように国の関与で経済回復、っていう政策を目論んでいるようですけど、、、、国の政策、うまく行かない方が多いんだよなぁ)

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