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2010/01/28

遺言書は痴呆症になる前に書いておけ!

こんなのFPの試験でも出なかったのですが、立て続けにこういう話をお聞きすると、現実問題として結構大変だなぁなんて思ったりしたのでした。
(今までこういう事案に会わなかったことに感謝です)

認知症発症時作成の遺言書の有効性 ってのが多々問題を起こすそうです。

ご存じのようにアルツハイマー型をはじめとして、痴呆症・認知症は、徐々に徐々にその状況が悪化します。
いざ、亡くなった時に、その遺言は有効かどうか、もちろん、意思能力のない人が書いた遺言状は無効なのですがその判断が非常に難しい。
「遺言書を書いた時にはまだまだ元気だった」こんな証明が必要になるわけです。

  「すべての財産は次男に!」
  「こんなのウソに違いない」

裁判例を見ると、意思能力があったかどうかいろいろな観点で判断されてとても微妙な結果になるようです。

長男は少なくとも今住んでいる親の土地に住み続けたいと思っていても、次男の嫁(次男はすでに死亡)が相続権を主張してそれに見合った現金をくれっ!なんて言う可能性もある。
不動産は長男に、現金その他はなかよく半分こ、こんな遺言書でもあればもめないんですけどね。痴呆になったらそれさえできなくなる。

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私の親戚でも、少し範囲を広げると、2〜3人明らかに痴呆症の方がいます。お一人は自分の子どもさえ認識できない状況です。ご近所さんでも何人かそういう方がおられる見たい。

財産0で亡くなる人はまずいません。
相続人が複数いる場合で、かつ、多少なりとも財産を欲しい人は(先の例の今の土地に住み続けるとかもね)それなりの対策が必要だし、当人にとってはあとあともめないためには遺言書を元気なうちに書いておく!こんなことも大切なことなんじゃないでしょうか。

(「財産いらないから」って言ってたのに、名義変更のハンコくれ、なんて言われて
 「タダで捺すことないよね」なんて思う方が多いみたいです。)

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