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2009/10/20

学資保険;満期金370万円の予定が230万円しか出ない!

18年間の契約で入った学資保険、保険料は月々13000円。
  満期金370万円の予定が230万円しか出ない。
  保険料の総額は 月13000円の18年間で、280万円。

 払込総額 280万円 → 満期金 230万円

高金利時代だった頃に契約した保険が、そろそろ満期を迎えます。

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予定していた満期金が予定通り出ない、こういうトラブルが増えています。

18年前の定期預金の金利は6%でした。
だからこの保険も販売時はそういう設計だったのですね。
でもご存じのように低金利時代になりました。

毎月の保険料 13,000円 、これは通常、実際の「保険分3,000円」と「積立分10,000円」に分けられています。
  1万円を、金利6%で18年間積み立てると、370万円。
    でも 金利0.6%なら(この間の平均金利相当) 230万円

となるわけです。

保険分3000円は、万が一の時の保険、すなわち、
  ・契約者死亡時の払込免除、
  ・  〃    年金を毎年数十万、
  ・子どもの医療保障やケガの保障、入院日額5000円
 まあ他にもいろいろ、賠償責任や親の医療保険とか特約でつけられますが、
 ついていればいるほど、保険料の部分が大きいことになりますね。

払込総額と金利6%・0.6%での積立額をグラフにしました。
  

Gakushihoken


契約時にどんな説明だったか、通常なら契約時の設計書に

  満期時には370万円(予定)が受け取れます(※)
    (※金利が変われば減額されることもあります)

こんな風に、しかも括弧書きは小さい時で書かれているはずです。

当時の保険外交員がどんな説明をしてこれを売っていたか、これはもう想像するしかありません。

  「月々13000円で、18年後370万円になりますから」
  
こんな風に契約を奨めていた保険のおばちゃんも多いんじゃないかと思いますね、裁判になる例もきっと出てくる事だと思っています。

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ちなみに、現在の学資保険は、おおむね
  ・貯蓄目的の学資保険(リターン率110%)程度のものと、
  ・保険重視(リターン率7割)程度だけど保障が厚いもの
に分けられます。

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