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2009/06/17

年齢別の貯蓄残高(平成20年総務省家計調査)

昨日6/16、総務省から平成20年の家計調査が発表されました。
毎年同じようなグラフを描いていますので今回は、「二人以上世帯のうち勤労者世帯」というのを取り出しました。

私の最近の仕事である相談相手がこの層だと言うことが多分にあります。

貯蓄残高
 

貯蓄残高は年々微減し、今回1250万円となりました。
5年で約50万円の減少ですから大差はないという見方もできますが、一方で、貯蓄ができない、あるいは取り崩している生活である、とも見て取れます。

さて、年齢別というか年代別はどうなっているでしょう?
やはり年齢が上がるに従って貯蓄が増えているという結果です。

年齢別貯蓄


30年間で2000万円というと年間50万円〜70万円と言って良いでしょうか?
でも実際、私がライフプランを作るためにお聞きしている時には、いろいろな支出をリストアップしていくと、30年間順調にこれだけ貯蓄を増加させていくのは至難の業であると思います。

はっきり言いましょう、かなり綿密な貯蓄計画がないと無理です。

ライフイベントごとにそれを取り崩す貯蓄なら、順調に増やすことはまず無理です。

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60歳以上、この層は、一旦退職金を貰ってその後働いている人も結構いると思われますが、50歳時と比べて、貯蓄が増えていないことに少し驚きです。退職金が元々ない、あるいは、それを何かに使っている姿が想像できますね。

よく老後は最低限の生活23万円、ゆとりある生活38万円なんていう数字が使われます、銀行や証券会社の投資信託の宣伝でも使われますし、生命保険の宣伝にも使われています。これは(財)生命保険文化センターの調査結果なのですが、この23万円・38万円ほどいい加減な数字はないと思います。

老後平均寿命まで生きるとしても30年くらい。この間に買い換える電気製品や車や住居のメンテナンス費用がどれくらいかかるか。壊れたクーラーや冷蔵庫、これ買い換えるのがゆとりある生活ですか?違いますよね、普通の生活を維持するお金です。固定資産税も健康保健料もそうです。

普通にかかる費用、これをしっかり把握しないと、ゆとりある生活なんて出来ませんし、貯蓄が減ることを嘆くだけの老後に陥ってしまう、なんて思います。


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ライフイベントとその出費費用の予定を立てると貯蓄計画が出来てきます。簡単な物ならFPに頼むまでもありません自分で作れます。

  漠然でも10年後の自分を思い描くと、生活の青写真が出来てくる。
  出来てくればさらに充実させようと思ってくる。
  だから人生の質が上がってくる。

そう思います。

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