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2008/09/08

老後をどれだけ楽しめるか?

   「老後いくらあったらいいですか?」


こんな質問があります。
そんなもの一言で答えられません。ですから逆に、
こちらからお尋ねしますね。
  「今あなたいくら資産をお持ちですか?」

この質問に答えられる人と答えられない人、どちらも多いです。あの銀行にいくら、こちらにいくら、家の価値がこれだけで、投資信託でいくら、株式でいくら。特に不動産価値がわからない、とか、証券会社の口座、減ってるのは分かっているが(逆に増えているのは分かっているが)いくらかわからない、とか。

次の質問です。

  「その資産を保有するコストはいくらかかっていますか」

本題の「老後いくらあったらいいか?」、どんぶりのままだと、ほとんどの人は次の2パターンになってしまいます。

 (1)それなりの貯蓄を持ったまま、満足に使うことができずに
    亡くなってしまって、子どもと税務署(相続税)が喜ぶ

 (2)貯蓄が10年後を目途に、全然足りなくなって、とても淋しい
    老後生活に陥ります。特に配偶者が亡くなって一人になった時
    がピンチ。


 ・家をリフォームする必要は?引越の予定は?
 ・自動車は何回買い換えますか?
 ・年金はどれだけですか? 働きますか?
 ・どれくらいの生活レベル(支出レベル)に設定しますか?
 ・子ども・配偶者・親族に最低どれくらい遺したいですか?
 
これをひとつひとつ明らかしないと、例え老後の貯蓄が1000万だろうと、1億あろうと、将来が心配で思う存分生活を楽しめません。だからライフプラン。

預貯金はコストがかかりません。不動産は固定資産税というコストが掛かります。
投信や株式は口座管理料、投信はさらに信託報酬というコストが掛かっていますね。

丼勘定のままではダメです。どんな資産をどれだけ持っているか、重要です。そしてそれをどううまく使うのか、使ってこそお金、人生が豊かになります。


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80歳のおばあさん。
随分前から病弱で自分一人ではどこにも行けない体、まあうまくいっても余命は平均寿命までだろう。

こんな人でも、将来、病院通いがこれ以上増えたら恐いからと、わずかな年金の1割を貯金しておられます。

  「あなた、その貯金を止めても、たぶん、いまある貯金で
   一生なんとか行けますよ。その貯金分を生活を向上させる方に
   お使いになったらいががですか?」

   
実は、うちの親です。毎月2万円の貯金、それくらい生活費にまわしても全然大丈夫なんだよって言いました。(もちろん敬語でなんか喋っていませんよ。)
贅沢しはじめるときりがありませんが、一人で動けない体であれば使うものも限られてきます。

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いくら貯金があっても、「減っていくっていうことに不安」があるわけですね。
自分の寿命が分かりませんから。
だから最初に言ったライフプラン。

ま、最終的には寿命が分からない分、多めに予備費を取ることになりますけどね、丼勘定しているよりは、有意義な老後プランが作れるんじゃないでしょうか。

かっこよく生きる自分らしいプラン。
ライフプランとは資金準備と同じです。必要なお金をどうやって用意するのか。
足りないのなら働くのか投資するのかとかね、つまりはどんな生き方をしたいのか。
これができれば「老後いくらあったらいいですか?」という質問の答えは自動的に出てきます。

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