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2008/05/26

資産の少ない人だけ、老後保障するというのはどう?

日頃、GDP至上主義・市場主義に近い私でありますが、社会保障の点で例えばこんな半分社会主義のようなこんな社会だとしたらどうなるだろう、なんて考えてみました。

  ○老後の最低限の生活は保障
  ○家賃タダの公営住宅
  ○年金もひとり月8万円
  ○医療費もタダ

  

ただし、この恩恵を受けられるのは資産の少ない人のみ
年金支給開始時期は自分で決められて、ただし支給時に、3000万以上の資産のある人は、半分没収。没収されたくない人は自力で生きる。

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サラリーマンでいうと、ちょうど大手の会社員の退職金がなくなるようなものです。
その代わりに将来にわたる生活の保障がある。か、自力で生きる選択をするか。

高齢者のライフプランを考えると、食う・寝る・人と喋る、以外の楽しむ部分ってそんなに多額のお金は必要ないんです。住居と医療の保障があれば、3000万あれば十分という人も多いんじゃないでしょうか?

憲法25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

世帯主が60歳以上の世帯貯蓄額の平均2443万円(金融広報中央委員会;家計簿からみたファミリーライフH19.7)これに、不動産が加わります。上の3000万は平均値に近い数字だと思います。平均より上の人が社会保障を受けるにはハードルがありますよ、という観点で考えました。

非常に元気で、資産もある人が、年金という社会保障を受けるのは、ある意味社会の矛盾だし、所得の再分配を構築しなおすべきじゃないかな、なんてね。


それに、この制度、年金貰う前には3000万以上の資産は使っちゃおうと思いますよね。
これ、経済にとってもの凄く良いと思う。
半分没収される人にとっても、しっかり使った上で、年金を受けて老後生活に入っていく。将来の保障があるので意外といいかもしれませんよ。

今の国の制度は将来の不安ばっかり先走って、経済の血液であるお金が循環しなくて、使うに使えない停滞状況に陥ってしまいます。
90歳の方の預貯金を相続するのが65歳の人、なんていう例の方が多い。
で、将来が心配だからそのまま温存。経済に循環しない。
(もっと言うと、これが銀行にあるから、銀行が余計な公社債なんかを買って無駄な道路が出来たりする(※) )


過去に財閥解体・農地改革・国債をちゃら、なんて資産を激減させる政策をしたことのある日本ですから、ある日突然、こんな制度ができるかも、、、なんて考えてみました。

※ 光文社新書:「お金は銀行に預けるな」 勝間和代著 (2007/11)

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