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2008/02/08

生命保険;「いつか必ず」に備える

生命保険というと、大多数の方は、「万が一」に備えて考えておられるでしょうか?
「万が一」ぢゃなくて、「いつか必ず」という考え方も実はできます。


でも、必ずいつか自分は亡くなる。いつか分からないけどいつかは亡くなる。
これに備える生命保険が終身保険です。一生続く保険。

これに備えるというと、

 ○葬式代
 ○相続税
 ○財産整理や財産分割

なんかかで加入される方がほとんどです。

終身保険は、遺族にとって見れば必ず受け取れる保険です。
死んだ時しかおろせない貯金とも言えるでしょう。

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と、ここまでは普通のFPや保険屋さんのよく言う言葉。

終身保険のメリット・デメリット。
どんな時に有効になるかというと、

●一定年齢で払込を終了するものと、一生払うもののがある。
 一時金で入るというのもありますね。


●平均寿命までに亡くなるなると、定期預金より有利。
●それ以上なら、定期預金(というか国債なんか)の方が有利。

 つーのは、集めた保険金で保険会社は債券を買ってるんですよね。
 平均余命を元にしています。大勢の保険金を集めるからこういう「平均」なんていう数字が生きてくる。

●10年20年なら中途解約しても、定期預金より有利という事はよくあります。

 特に加入年齢が低い方。ただ、今金利上昇見込みの雰囲気なので、「将来金利が上がれば定期預金の方が良かったなぁ:なんてなるので、強くはお勧めしません。 

●遺産相続でもめても、保険金はすぐに受取人の手に入る。

 相続でもめると、資産が1年2年凍結なんてよくあるのです。中には、文句言ってる相続人が死ぬまで待とうなんてことも。(この場合、さらにその子に相続権が移るので余計にやっかいになることも。)
 で、保険金っていうのは、相続放棄しても関係なく、受取人の手に渡る。こういう「固有財産」という規定になっています。もう一度言います。相続放棄しても受け取れる。
 相続でもめて預金が引き出せなくても保険金があれば当面OK。
 
 こんな場合もあります。
 兄弟なんかでね、本家の遺産・借金なんかに関係なく、弟の取り分を確保するなんていうときには非常に便利。「これやるからハンコ捺せっ」ってね。

●会社組織の場合は、会社受取人にする。

 ま、保険にはいろいろあるので迂闊なことは書けませんが、会社が払って会社が受け取るのならそれは積立金。利息分がとってもお得。普通は社長勇退時にこれを解約して退職金に充てます。(※税金対策では逓増定期とか、100歳満期定期保険とか、ハーフタックスを使うことの方が多いかな。税金が安く抑えられるので。)


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ポイントは、
   (1)必要以上に入ることはない! 
   (2)受取人は慎重に。それと、保険証券を誰が持つのかも大事
ってこと。

利率が良いとかメリットがいろいろあるから、なんて言ったって、無理して積み立てても自由度が低いからそれだったら「定期預金の方がが良いじゃん、いつでも下ろせるし」ってな感じになることもあります。必要以上に入る必要はありません。

葬式代もだんだん減っているし。平均すると200〜300万くらいでしょうか?
家族葬でひっそりと、だったらもっと低料金かも。

受取人は慎重にしてくださいね。
「死んだ時の保険金受取」もさることながら、「受け取る権利の相続」なんて問題もありますから。
 受取人は嫁なのか、長男なのか次男なのか。、、、ついで言うと契約者も重要です。
払っていないのに貰うと贈与税(または相続税)がかかります。


離婚した妻の子供が受取人とかの場合は保険証券を誰が持っておくのかも大事です。

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やっぱり保険は、額が大きいですから、専門家に聞くのが良いと思います。
保険の営業ってそこら中にいますから、何人かに会って話を聞けば、きっと信頼できそうな保険営業マンが見つかりますよ。

ちなみに私が信頼できて紹介出来る保険営業さんはと言うと、
 (1)大手保険屋さん、(2)アメリカ系保険屋さん、(3)取扱が多くて他社比較しやすい保険屋さん、今のところこの3人だけ。
 
でも保険って、何かあった時にすぐに会える人が良いと思うので、自分の身近な所で探すのが一番良いと思います。

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