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2007/12/24

初体験の日本; 給料と物価上昇

GDPって習いました?  昔はGNPでしたっけね?

国内総生産と国民総生産。海外での日本人の分を入れるとか、国内の外国人の分を入れるとかがあるようですが、この際、それはおいておいて(実はよく知らない)……
家計、企業、政府、海外の経済活動の合計です。


GDPと初任給の推移をグラフにしました。
  (クリックで拡大)

GDP-shoninkyuu

グラフを見て一目瞭然でしょ。
GDPが増えないと、給料は上がらない。

非正規雇用で正社員になれないとか、男女差とか、賃金構造維持分とか、労働人口数の減少とかそういう細かいことは、この際、省きます。

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GDPって高校で習うんでしょうか?
高校生に、GDP500兆円で20万円の給料なんて言っても全然理解できないような気がしていて、それより、社会人1〜2年目で習うと実感できてよく分かると思うんですがねぇ。500兆はともかく、20万円の方はよく分かるはず。


 近年、GDPは500兆円前後でうろうろしていましたが、デフレで物価が下がっていました。んで、もし物価が
ずっとずーっと上昇していくのなら、安定成長の日本にとっては初めての経験となるかも。

 オイルショックの時(1974年)はGDPも大きく成長していた時期で何とかなりましたが、今度はどうなるか分かりません。

 おそらく(もしそうなるのなら)、お金の使い方がここ10年で、ガラリと変わる恐れがありますね。
 なんてったって初体験だからどうなるか分からない。

 とまあ、脅しになってもいけませんので、あえてフォローしますと、
オイルショックもそうですが、米不足・米あまり・野菜高騰、ホームレス増大、学校崩壊、重厚長大産業(鉄鋼・造船など)から軽薄短小産業(電機・精密など)、、、とまあ常に初体験の連続があったわけで、それに応じたライフスタイルを作り上げてきたのが日本です(というか日本だけじゃなく世界どこでも)。
 だからこれからもどんどんライフスタイルは変わっていくのだと思います。ただ、お金に対する感覚は、今後変わってくると思います。
 
 若い人なら、年金は当てにならない、と言いつつ、長い期間の住宅ローン35年とかを平気で組んでいる。
 定年退職者で言うと、退職金いくら貰えるのか、年金いくらなのか、って、退職2〜3年前でも知らない人が多すぎるような気がします。

 こういう感覚もそろそろ終わりじゃないかと。
 
ちなみに先日、内閣は来年度の経済成長率を2%前後に設定したというニュースがありました。設定通りに経済がうまくいけば、長期で見ると、給料はベースアップ2%が期待できるということ。(ま、企業経営者はそれぞれの考えがあるようですけど、)こういうようなニュースの見方もできるんじゃないかと。
経済って、受験用語で見ると全然面白くないですが、実は日々の働いて給料貰って帰りに買い物する、こういう生活自体が経済活動そのもの。
(話が飛んでいきそうなので、生活と経済の話はまたの機会に)

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資料:
 賃金構造基本統計調査 
 厚生労働省 労働統計 初任給額の推移
 http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexkr_4_1.html

 内閣府SNA(国民経済計算)確報
  http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html
  93SNA(平成7年基準)、68SNA(平成2年基準)

※上のグラフでは、平成5年までと、それ以降で統計の基準変更による
 不連続があるのですが、グラフ形状を変えるほどの差がないので無視しています。

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