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2007/06/04

年金制度は破綻するか?

年金加入記録もれ問題。
私が「絶対問題になる」といったのが去年の11月。(こちら

記録照会の人が殺到していて、すぐには確認できないそうである。落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそう。
5000万件というが、実際に記録照会して継続調査になる人は人は100人に一人くらいのようですが、これでももの凄い数です。もし銀行口座なら大変な事態。

年金不信が増大して年金制度がなくなるか。

今回、記録の不信感が増大した訳だが、国の借金財政はみんなの知るところ。
本当に安心した年金制度を作るには、財源の裏付けもないと進まない。
今や国家予算に占める社会保険の割合は、公共事業の2倍以上。(こちら

さらに国家予算から年金に回す(国庫負担率を現在の1/3から1/2へ)ということになっているし、少子高齢化のなかではますます社会保障費は増え続ける。



じゃ、本題に戻って年金制度が破綻するか?
   破綻するのは、年金制度じゃなくて、我々の生活の方。

制度としてはなくならない。だって、すでに年金貰っている人と、すでに天引きされる人の方が圧倒的に多いですから。すでに払った人が、払い損になるようなもうや〜めた、なんてならないでしょう。

でも年金の財源がない。どうするか。給付を下げるしかないですね。
3割減の給付になって存続する。これが私の予想です。
20年くらい掛けて減っていく。
年金額は3割減りますが、寿命(年金支給年数)は3割以上増えてますので依然、お得な年金制度です。こんな宣伝を政府が始めるんじゃないかと。。。。

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今の年金受給者は払った額の3〜4倍程度貰っているはずです。
今20代の人は、払った額の1.7倍は貰えると政府は言ってます。(平均寿命まで生きた場合)

3割給付を減らしても、元は取れますよ、2割り増しです、って言える。
ただし、おそらく、年金を減らすんじゃなくて、他の税金とかを上げてつじつまが合うようにすると思いますね。
健保か消費税か介護保険、そんな気がする。

いずれにせよ可処分所得が、
  今、年金300万の人は税金・健保を引いて 270万、、、、、これが将来190万。
  今、年金200万の人は税金・健保を引いて 180万、、、、、これが将来130万。
  今、年金100万の人は税金・健保を引いて 90万、、、、、これが将来65万。

こういう感じじゃないかと。
すでにこの一端が今年の住民税アップ、というか昨年からの定率減税廃止。

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火災保険。自動車保険。生命保険のリスクより。。。。。長生きが一番恐い。
長生きリスク。。。。。こんなものがこれからのリスクになるとは(;_;)

病気して療養生活になって、貯金が底をついて破綻する世帯、増えてきてます。

ライフプランのご相談は右のリンクからどうぞ

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FP-年金・老後」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。週初めの午前中からこのような現実を知らされると、とってもブルーになりますね。

人間、いつか死ぬのは誰でも分かっている。でもその事実にはよほど具体的なこと(自分の大病、知人、親族の死etc)に直面しないと感覚的に認知しにくい。まさにこれに近い感覚だったんです、30代の人間が考える老後の生活って。しかし年金が3割減って、負担が増えて、長生きによって医療費が増えて。

なんだかなぁ~~ という感じですね。

何かに書いていましたが、地獄とは死んでから行くところではない。生きている今が地獄なんだと。う~ん、含蓄がありますね。つまり死ぬと地獄から解放されて、その瞬間からが もう既に天国なんだと。死後地獄説は生きている人に対するいましめの教えなんでしょうかね。

医療費で経済破綻した場合、医者ってゆうのはどういう対応をして、どこまでが違法、合憲なんでしょうか。例えば重度の糖尿病患者に必要な人工透析を、「あなたは支払いが滞っているので診療できません。」といって追い返したら2日も持たずに死んでしまいますよね。または診断で初期のガンが発見できたけれど、医療費が払えないので手術を受けられずに進行してそのまま死んでしまう。いろいろ考えられますが、それら全てが医療現場で起きるんでしょうか。医療費が支払えない人の前では。それなら「死ぬ権利」っていうのを認めてもらわないと。つらすぎます、こんな最後は。

地球環境の問題や国内の自民党の茶番劇なんかを見ているとお先真っ暗、このまま座して死を待つのかと思うとやりきれないです、正直。それでもお父さんは頑張って仕事をする以外にはないんですけど。

投稿: reinaayane | 2007/06/04 10:29

ブルーにさせてしまい申し訳ありません。
年金3割減より、物価が3割り増し、と言う方が正確かも知れませんね。

論語に、「無遠慮、必有近憂」(遠きにおもんばかり無き時は、必ず、近きに憂いあり。-- 将来の事に思慮をめぐらしておかなければ、必ず、身近に心配事が起こってくる。)という言葉があります。

バブルがはじけたのが1991年。でも最初はみんな深刻に考えていなくて、山一証券の破綻(93年)時でも全体としてはそんなに暗くなかった。で金融危機は97年。このころからリストラ・失業率・ホームレスが話題になってきたという歴史があります。バブル崩壊から数年後。

いま、これと同じような感じじゃないかと思っています。社会構造がかなり変化した。まだ変化の足りない部分がある。

私自身は、これからは、「人生の質」の時代ではないかと思っています。

同じ給料でも、幸せそうな人とそうでない人がいますよね。そして、見かけとは別に、実際に幸せな人とそうでない人がいます。何億も稼いで刑務所に行く人もいれば、大臣までなって自殺する人もいる。

私の身近なところでは、世帯年収2000万を超えていても、悩みが一杯。家族の会話がないし、子供がニートで将来が不安、こんな方がいます。一方で別の知り合いは、体を壊して働けなくなったけど、かわりに子供が働きだして、家族みんなで支え合っていて暮らしている家庭もあります。

 今の仕事をするようになって、幸せはお金じゃないというのがよくわかるようになりました。いまだに、隣の家が家を建て替えたのでうちも!って人が多いのに驚きます。経済状態なんか人それぞれなのに。。。田舎だからでしょうか。
 定年退職された方でも、のんびり・ゆっくり・マイペースで!、くらいのイメージしかなくて全然将来を描けない人が多くびっくりします。


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 病院の受付をよく見ると、クレーマーリストというか不払い者リストというか要注意人物リストが貼ってあったりしますよ。電話の横くらいに。一応来た人は拒めないのが医療機関なんですが、、、、、。子供が病気して、昼間の病院に行くとチェックが厳しいので、夜間診療(受付が忙しい)を渡り歩く人が増えているそうです。

私も「安楽死」の権利は認めて貰いたいですね。この先、元気な間は精一杯生きようと思っていますが、人の臓器を貰ったり買ったりしてまで生きたいとは思わないですし、「もう後は死ぬだけで毎日が(病気で)苦しい」なら安楽死させて貰いたい。

投稿: tak | 2007/06/04 13:20

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