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2007/06/25

投信:毎月分配の罠

毎月分配型、非常に人気集めていますね。
この真実をお届けします。

今日取りあげるのは野村のUS−REIT(毎月分配型)、いくつかコースがあるようなのですが、ここではDコースという時価総額の多いコースを取りあげます。

ある井戸端会議にて、、、、

  「あら、あなた投信持ってないの? 定期預金なんて利子が
    付かないでしょ。私の持っている投信なんか、

    100万円で毎月数千円おこづかいくれるのよ。」

なんて聞いた、Aさんが今年の1月に100万円持って、これを買ったという設定です。
 
Usreit

ちなみに、この投信、アメリカの不動産に投資してその賃料等の収入を得ることを主な目的としているファンドであります。


 買った時の基準価格は約16000円。資金100万円で買うことが出来た口数分の分配金が毎月貰えます。
この場合、毎月2500円。

Aさんは毎月振込があって、もう5回で合計12500円の分配金、よかったよかったと喜んでいました。
しかし、グラフを見てください。

~~~~~~~


今の基準価格は約14500円、時価に直すと、「90万円」です。

100万円 が、   2500円×5回+90万円= 912500円
。。。。。。。全然元が取れてませんよ。

これだったら、 貯金を崩していた方が得ってことです。

ちなみに、この投信の信託報酬は1.575%なので、100万円の投資なら毎年約1万5千円が差し引かれた基準価格になっています。


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野村さんから文句を言われないように、良いことも書いておきましょう。
今回このグラフ、この記事に都合の良い期間を取り出してきています。

投信の設定は3年前、設定時は1万円です。以後おおむね順調に上昇してきました。ちょっと怪しくなったのはここ最近のことです。最初に買った人は、1万円が(14500円+分配金)で投信の中ではかなり成績の良いファンドであります。


投信って上がったり下がったりする相場ものですから、
「毎月いくらの分配金」、という額だけを気にしていると
買う次期によっては資産の減少になりますよ
という例として挙げました。
最近こういう感じで下がっている毎月分配型ファンドが増えてきています。
自分の資産を取り崩して分配金を出すので、タコ足ファンド(蛸が自分の足を食べているファンド)ともいいます。

(US-REITは不動産投資だからちょっとタコ足というには忍びないのだけど、まぁ、結果としては同じ)

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今が買い時かどうか、ってなかなか初めての人には難しいかなと思います。
何に投資して、今後上がる可能性が高いのかどうか。所詮、安く買って高くならないと、逆なら資産が減ってしまうのがこの手の投資です。十分リスクを考えて投資してください。

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