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2007/04/11

家計資産は預金が半分、投信と外貨も大人気

先月、日銀が発表した資金循環統計(2006年末)によれば、
家計の金融資産全体は1495兆円(前年同期比2.7%増)。

この内訳を見ると52%が現預金である。
 
 
             前回からの変化
  現預金   779兆    −0.5%
 投資信託    66兆   +29.5%
債券(国債)   32兆   +20.3%
株式・出資金  183兆    −4.1%

これ以外に 保険・年金(399兆)がある。



注目すべきは、投資信託と債券(国債)の伸びが著しいということ。
まだまだ割合としては少ないと思うのだが、急速に増えてきている。

また、日経の3月31日のニュースによれば、
個人の外貨資産(投信や預金、債券)は約40兆円ということである。

今は低金利の国債も金利が上昇すれば、外貨建て資産で為替リスクを持つよりも、円建てにしておこうと、一気に需要が高まると思う。
国も金利を上げて国債を売りやすくしたいんじゃないだろうか?

問題は、日銀が国債をいつまで買い続けられるかというところ。
   国が国債を発行→銀行が国債を引き受ける→日銀が国債を担保に銀行に現金を貸す。
こんな循環があるのですが、無限にこれを続けるわけはできないし、もし、日銀がイチ抜けたぁ〜と、国債から手を引いて、銀行が(日銀がこれを担保にお金を貸してくれないというなら)国債を引き受けなくなったら、国の発行する国債の行き場がなくなる。。。。。。国債価格は需要が減って下落、利回りは上がる。一気にインフレ。

ま、一気にということはないでしょうが徐々にインフレリスク、国債リスクもでてくるのかなぁ、と同時に、国債の利回りも期待できるようになるのではと思っています。(リスクが高い時ほど利回りが良いという原則です。ここ3年で1〜3%程度の上昇するんじゃないかな。)

金利を上げると国や地方の借金返済も苦しくなるわけなんだけど、一方で、 預貯金等の利子には20%の税金(所得税15%地方税5%)がかかることも忘れてはいけない。
800兆の預金に仮に1%の利子だと8兆円、これの20%である 1兆6000億が国と地方に入る 計算になる。
 
 

それから、インフレになっても年金はそれほど増えないという原則から、インフレになった方が国の支出は楽になるという側面もあります。

※ 現状は、やっぱり、国や地方の借金返済を見ると金利が低い方がいいですよ。ただ借金の面だけじゃないということを言いたいだけです。

 自民党は、今は低金利で企業業績を上げて法人税収を上げて国の財政を潤わせたいというシナリオです。これすれば、消費税を上げなくてもよくなるはず。ただ法人税収だけが上がると経団連とかが黙っていないから法人税をちょっとさげなきゃいけないか、ってな議論をしているみたい。
 ただねぇ、法人税儲かってるんだったら払っちゃってよ、って言いたいなぁ。今描いているシナリオは、赤字国債の新規発行だけで、まだ元本の借金返済分までじゃないですから。

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