« 住宅ローン控除の証明書を無くした場合 | トップページ | 定年退職の健康保険をどうする?:失業手当と国保・任継 »

2006/11/17

定年退職:失業手当を受けると年金は停止する

 結構基本的なことなんですが、ご存じない方が多いです。
 基本的というのはFPの試験でよく出る項目の一つということなんですが。。。
 
 65歳未満、長年勤めた会社を定年退職した方、を想定しますね。

 
平成15年5月1日以後の定年退職(20年以上勤務)で、働く意志があれば失業手当(雇用保険基本手当)が150日分出ます。1日あたりの手当の額は、「直前の6か月の賃金の45〜80%で計算式があります」が、たいていの場合上限額に引っかかり、60歳以上65歳未満なら6,808円/日。
  つまり、6,808円×150日分=約100万。

*H19.8.1〜の改訂額:60歳以上65歳未満=6,777円/日。45歳以上60歳未満=7,775円/日

 昔は定年退職時の失業手当は1年近く貰えたんですが随分と減ったもんです。

 さてこういう場合、失業手当を受けていると、厚生年金(特別支給分)が停止されます。
 厚生年金は人によって額が違いますが、月額 約21万以上の厚生年金が受給できる方は失業手当を貰わず、厚生年金を選ぶ方が得になりますね。

 失業手当を貰う方が得か、厚生年金を貰う方が得かよく計算してみましょうね。

もっとも、現在、基礎年金部分は65歳以降の支給に変わりつつあり、失業せずに高齢者再雇用という制度でもって元の会社に勤める方が結構いらっしゃいます。
もちろん給料は減っても働いた方が収入が増えます。「昔は良かったなぁ」という制度。

 水を差しますが、「昔は良かったなぁ」・・・まだまだ続きますよ、たぶん。
 国家財政はまだ借金だらけですから。

------------
おっと、公務員のことを忘れていました。
公務員は失業手当出ません。雇用保険払ってませんから。。。。(ってそういう問題じゃなく、公務員は原則身分保障でかつ、民間企業人が貰う額との差額が退職金に上乗せされる賃金制度になっているからです。)

------------
次回は「定年退職:失業手当と健康保険」の予定です。

|

« 住宅ローン控除の証明書を無くした場合 | トップページ | 定年退職の健康保険をどうする?:失業手当と国保・任継 »

FP-年金・老後」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61456/12717172

この記事へのトラックバック一覧です: 定年退職:失業手当を受けると年金は停止する:

« 住宅ローン控除の証明書を無くした場合 | トップページ | 定年退職の健康保険をどうする?:失業手当と国保・任継 »