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2006/09/04

税金を節約する

よく、地域のミニコミ誌でFPが答える家計簿チェックというのがありますよね、「あなた携帯電話代が多すぎます」とか、「ローン払いが多いですね」とか。
これは、家計全体の割合から答えるのですが、実は無視できないのが税金なんです。
家計の割合で言うと、所得税1割、社会保険(健保・年金)1割以上、合計20〜25%はこういうものに消えます。

で、税金ってアメとムチです。

→家を買って、「住宅ローン控除」で税金が安くなったと思ったら、かわりに「固定資産税」がかかります。

→奥さんの配当控除を申請して税金を取り返したところ、配偶者控除を越えたので旦那の所得税が増えた。

→奥さんの収入が増えて喜んでいたら130万の収入を越えたので扶養からはずれて大出費。(※これは税金というより社会保険)

こんなのもあります。

→自営業がそこそこうまくいっているので法人化して経費をふやせるようにしたんだけど、かわりに「法人住民税」やら「事業税」が、例えば赤字決算の年でもかかってくる。

よくわからないまま手続きしちゃうと、 アメと思ったらムチだった、ってことになります。
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サラリーマンの場合、税金はなかなかとらえがたいのですが、まず、所得を計算します。

 所得={(収入)ー(見なし経費)ー(控除;扶養・社会保険など)}

次に、所得によって異なる税率(10〜37%)を掛ける、というのが基本です。
で、ほとんどのサラリーマンは、年収550万くらいまで税率10%。
家族持ちの年収1200万くらいまでは税率20%、ってな感じです。
 <税率が変わった境目で不公平がないように計算式があります。>
 
今月は残業が一杯あって、+10万 あったとしても、1〜2万は所得税で消えます。
さらにこれが住民税とか社会保険に効いてきます。
もし、税金を1%減らすことができれば、10万ちかく浮いてくるということになりますね。

で、税金対策としてはどんなものがあるかって言うと、
まず最初に言った、★家買った時に使える住宅ローン控除。
★家を買い換えたけど、前の家の売却代金は大赤字。これを給与所得と相殺する。
★無職の子供の社会保険(国民年金)を払って所得控除を増やす。
★税率が上がった時に、子供とか自分の未納年金を支払う。
★離れた収入の少ない親(普通はおばあさんの方)に仕送りして扶養にする。
★生命保険料控除・損害保険料控除を最大限使う。
★医療費控除や雑損控除の範囲を把握する(例えば、妊婦と診断されてからの検診費用はOK。陣痛が起こった後のタクシー代もOK。床下のシロアリ防護はダメだけどシロアリ駆除はOKとか)

投資で儲けるとかよりも、効果があったりします。

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来年、所得税+住民税の制度が大きく変わる予定です。
まず、所得税の定率減税廃止で所得税が約1割増税される予定ですが、同時に、所得税と住民税の分配率を変更する予定になっています。というのは、地方財政が厳しい→地方交付金を増やす、のは止めて、直接住民税で払って貰おうという制度になる予定です。
住民税は通常一年遅れ(前年度の所得に対して課税)なので、このあたりがどうなるのかは知りませんが、ここ2年のうちに大きく変わるはずです。

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コメント

また税金が上がるんですね。。。前もってニュースで知ってはいましたが、いざ、の段になるとやっぱり腹立たしいです。私は小学校4年生の時、当時買っていた雑誌の付録で「自分が60歳になった時それを支えてくれる人間(納税者?)は2.5人」というのを知り、「将来は年寄りが増えるんだな~。」と思ったものです。そんな小学生でも分かる近未来に対して政治は な~んも手を打てなかったんでしょうかねぇ~。サラリーマンって、本当に無力だと思います。こと税金に対して。じゃあ 私が国政に打って出る!?なんてそれこそ夢物語ですね。給料は一向に上がらないのに税金は上がる、なんか全国総ワーキングプアー化してくるんじゃあないでしょうか(1割の勝ち組を除く)。

投稿: reinaayane | 2006/09/05 09:35

そうですねぇ、、、、政治家がずるい。
ま、そんな社会を作った国民も悪かったのでしょうか。

今の少子高齢化で話題にされる『団塊世代』は、その昔、全共闘なんかで政府とやりあった人たちも多くいるはず。で、結局は企業戦士として、かつての銀行業界ような護送船団方式と言われた「業界中心社会」が政治や官僚に影響を及ぼす仕組みを作ってしまった。そしてそのツケが今来ている、そんな気がします。
選挙の1票が軽い軽い。

ただ、選挙制度がどうだこうだ、よりも、もっと単純に
 大人:「社会は次の世代の担い手である子供たちからの預かりものだ」という感覚。
 子供:「年取った人は、経験を積んだ敬うべき人なんだ」という感覚。
これが今の日本に減ってきたなぁという危惧があります。倫理とか道徳とかと言っても良いかもしれません。
少子化と言われてますけど、「だいの大人が・・・」ということばかり増えてきて、世の中、子供ばっかり(精神的に)増えてきてます。昔の大人はもっと大人だったような気がします。

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税金に対して、サラリーマンができることは確かに限られていますね。年金生活者も同様です。大体のサラリーマン(35歳以上の男性の場合)は今所得税が30〜50万くらい、年金収入の人(厚生年金を貰っている人)は所得税が4〜8万くらいです。この約1割が増税になります。どちらも源泉徴収という支払う時に税金をとっちゃえという制度を持っています。(この源泉徴収制度を作った人は偉いです。)

今、政府の税制調査会では、控除の見直しが検討されています。具体的には、配偶者控除(パートの103万基準)は、やっぱり多いんじゃないかとか、高校大学生のいる世帯向けにつくられた扶養控除(特定扶養親族=16歳〜23歳)の縮小とか。
増税ばかりでなく、少子化対策として税の軽減なんかも検討されています。まだまだ何も決まっていません。

投稿: tak | 2006/09/06 09:38

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