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2006/05/08

保険は高度な金融商品

まず生命保険のおさらいから。

○定期保険:「保険を買う」
 例えば、60歳までに死亡すると5000万円とか。
 すなわち、保険の期間を過ぎるともらえません。
 キーワードは「保険を買う」

○終身保険:「保険は貯蓄」
 何歳であろうと死亡したときに支払われる保険。
 これは、保険会社から見れば必ず支払うことになるものです。
 受け取る方にとっては必ずいつかは受取人の手に入ります。
 キーワードは「保険は貯蓄」

上の2つに特約をつけて、入院保障・所得保障などなどを特約保険として付加
できます。一般には、終身保険に定期保険を特約で付けて、さらにいろいろ
つけるというのが多いです。

○養老保険
 死亡したときに支払われ、かつ、生きていて満期になっても支払われる保険
 通常数年以上の期間で満期日を設定します。
 これも、終身保険と同じように貯蓄性の高い保険商品です。
 世の中の(金利動向+αの金利)が付くことが多く、場合によっては「貯蓄」
 そのものです。

−−−
 なぜ高度な金融商品化というと、期間が長いということを第一に考えねばなりません。
30歳で加入して60歳払い込み終了なら30年間です。
保険会社から見ると、30年間の売り上げがあるのと同じ。
普通の商売でこんなに長い期間の売り上げを見込むのは、保険と住宅ローンくらいな
ものでしょう。期間が長いと金利というものを無視するわけにはいきません。
0.5%と1%でも大きく違います。
あとは、確率の問題で、保険会社は平均寿命などの統計を元に、60歳までに死亡する
確率は○%、など計算するわけです。

月1万円の保険料、1年で12万円。30年ではなんと360万円となりますが、
これを利率を0.5%と1%とで比較すると、387万と417万、その差は30万円。
たった0.5%の差でも30年という期間ではこれだけ差が出てきます。

 次に、解約返戻金があるということ。
 保険期間が決まっていても、貯蓄性の高い商品は解約しても、かなりの返戻金が
あります。高い利率の時に加入すれば、非常に有利な貯蓄性を持ちます。
低金利時代でも、終身保険は2%代の利率を付けていた保険会社がほとんどです。
定期預金にしておくよりは、少々コストがかかったとしても終身保険に入って解約する
方が得、なんてことも起こりえるのです。

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