« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月に作成された記事

2006/05/22

預貯金/現金の持つリスク

預貯金や現金のリスクについてです。

デフレ時代は預貯金・現金が有効でした。
リスクがほとんどなくて価値が上昇していくのですから。
でもインフレ時代には資産の目減りを自衛することを考えましょう。
預金金利がついてこなければ、お金の価値が下がります。

●預貯金の持っているリスク=インフレリスクです。

  インフレ = 物の値段が上がる = お金の価値が下がる


それじゃ、投資信託だぁ〜  って投資信託を勧誘してどうする。

要は、インフレリスクを取るか、相場リスクを取るか。
で、どっちが良いとかじゃなくてバランスが大事。

●本題に戻って、預貯金のリスクを考えましょう。
 インフレリスクの次に思い浮かべるのは銀行の破綻。
 ペイオフ解禁で預金の1000万円とその利息は保護されます。
それを超えると、ちょっとややこしい。最悪、失うことになります。一つの金融機関ごとなので、支店を変えてもダメです。銀行を変えましょう。
東京三菱とUFJが合併しましたが、こういう場合は特別に、1年間は2000万まで保護されます。

●現金のリスクはというと、
 まず第一に、あるとなくなっちゃう。(笑)
 このリスクが大きい人はまず自己管理からね。
 火事・盗難のリスクが挙げられます。家庭用金庫の販売が好調らしいです。
ま、私にはそのリスクを避けるためにコストを掛けなければいけないほどの「ゲンナマ」がないので安心です。でももし、もしも、2000万くらいがいつも家にある! なんてことになれば、こういうリスクも大いに考えねばいけません。
ーーーー
つまりはね〜、何やっても危ないと。リスク0はないのだと。
もちろん、リスクの大小はございますよ。
インフレリスクって言っても、かつてのアルゼンチンのようなインフレ+100%なんてことじゃなければ、今の日本では2%(=長期国債の金利)くらい。10年でも1.02の10乗で、1.2倍(目減りで見れば8割)。100万が82万円。株のリスクに比べるとはるかに小さいのであります。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/05/19

いよいよ景気回復か

18日、厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査
  給与額が5年ぶりに増加。¥334,991−

5年ぶりですよ5年ぶり。給料というのは景気回復ではかなり最後に数字で表れます。これが上昇したと言うことはいよいよ景気回復本格化でしょうか。

と思いきや、高齢者医療改革法案も本日衆議院を通過。
こちらは70歳以上の標準以上の収入のあるひとの医療負担を2割→3割にするというもの。
標準以上というのは年収560万くらいになる見込み。ま、現役3割負担で、現役と同じくらい収入のある人はやっぱり払って貰いましょうということらしい。
 現役と高齢者の大きな違いは、現役の方は加齢に従い給料が増加する事が多いのに対して、高齢者は収入アップが難しいこと。
 一般的に、収入が目減りしていくことに対しては、非常に保守的になる傾向があります。ま、簡単に言うと、「わびしくなる」ってこと。
 年収500万っていうと、それなりの生活が維持できる水準なんですけどね。。。一度ふくれあがった家計はなかなか引き締められません。うちの実家も一人暮らしの低所得者なのに、光熱費3万とか言ってるし。
部屋の構造が悪いんだよぅ。

 ま、高収入高齢者は数がまだ少ないので景気に与える影響は少なそうですので、ワールドカップサッカーもはじまり、景気↑↑が見込めるかも。
 ここ10年間に就職した人にとっては初めて景気上昇を実感できるということになるのかもしれません。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/05/08

保険は高度な金融商品

まず生命保険のおさらいから。

○定期保険:「保険を買う」
 例えば、60歳までに死亡すると5000万円とか。
 すなわち、保険の期間を過ぎるともらえません。
 キーワードは「保険を買う」

○終身保険:「保険は貯蓄」
 何歳であろうと死亡したときに支払われる保険。
 これは、保険会社から見れば必ず支払うことになるものです。
 受け取る方にとっては必ずいつかは受取人の手に入ります。
 キーワードは「保険は貯蓄」

上の2つに特約をつけて、入院保障・所得保障などなどを特約保険として付加
できます。一般には、終身保険に定期保険を特約で付けて、さらにいろいろ
つけるというのが多いです。

○養老保険
 死亡したときに支払われ、かつ、生きていて満期になっても支払われる保険
 通常数年以上の期間で満期日を設定します。
 これも、終身保険と同じように貯蓄性の高い保険商品です。
 世の中の(金利動向+αの金利)が付くことが多く、場合によっては「貯蓄」
 そのものです。

−−−
 なぜ高度な金融商品化というと、期間が長いということを第一に考えねばなりません。
30歳で加入して60歳払い込み終了なら30年間です。
保険会社から見ると、30年間の売り上げがあるのと同じ。
普通の商売でこんなに長い期間の売り上げを見込むのは、保険と住宅ローンくらいな
ものでしょう。期間が長いと金利というものを無視するわけにはいきません。
0.5%と1%でも大きく違います。
あとは、確率の問題で、保険会社は平均寿命などの統計を元に、60歳までに死亡する
確率は○%、など計算するわけです。

月1万円の保険料、1年で12万円。30年ではなんと360万円となりますが、
これを利率を0.5%と1%とで比較すると、387万と417万、その差は30万円。
たった0.5%の差でも30年という期間ではこれだけ差が出てきます。

 次に、解約返戻金があるということ。
 保険期間が決まっていても、貯蓄性の高い商品は解約しても、かなりの返戻金が
あります。高い利率の時に加入すれば、非常に有利な貯蓄性を持ちます。
低金利時代でも、終身保険は2%代の利率を付けていた保険会社がほとんどです。
定期預金にしておくよりは、少々コストがかかったとしても終身保険に入って解約する
方が得、なんてことも起こりえるのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/03

ある店長の悲劇

彼はあるチェーン店のサービス業の管理職。店長とかチーフとかで呼ばれている。

「今年から確定申告しなきゃいけないんですよ」
「なんでまた?」
「いろいろありましてねぇ」

「あなたが確定申告しなきゃいけないパターンというと、2つあって、ひとつは年収2000万超え。もう一つは個人事業者になったとき。とすると、契約社員になった?」
「ピンポーン」(小声で)「みんなにはまだ内緒。契約社員にさせられたんですよ」

「じゃ、社長は、厚生年金と保険料の半額負担が辛いわけだ。」
「そうなんです、かなり厳しいみたい」
「3年前くらいにかなり流行った方法なんだけどね。でも、人材流出になっちゃうからやらない経営者も多いと思ってたんだけどね。普通の会社員だとなかなかできないんだけど、請負業務って風にも言われたら難しいなぁ」
「・・・・」
「とりあえず、領収書は取るように。それから、一見ちょっとだけ手取りが増えるかもしれないけど、保険も年金も自分持ちだってことは忘れずにね。」


個人の財布のひももゆるんできた、景気も回復基調なんてと言ってもまだまだ厳しいところがあるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »