« 金投資よりはプラズマテレビ | トップページ | 気になるみんなの懐事情 »

2006/03/22

貯金を取り崩す時代がやってきた

右肩上がりの成長が終わったと言われて久しい。

ようやく景気の回復が見られて、今年の春闘はベースアップが月額で、トヨタ満額回答1000円、大手自動車・電機産業はばらつきがあるものの500円程度のアップらしい。これは賃金向上分でこれ以外に1歳差の賃金差があるから、年収で10万〜15万程度のアップというのが平均像のはず。

さて、今年は所得税の増税です。5万〜8万アップ。つーことは、5万程度しか収入は増えないのが今年の一般的製造業のサラリーマンの姿、で、これは日本の平均的姿でもあります。中小企業ならもっと厳しいところもあるでしょう。

過去最高の利益なんて言うのが続出しているのにこれです。やや下ブレしたら、もう減収。いやそれ以上に、所得税の増税は来年も予定されているし、年金保険料も上がるし、健康保険もどうなるかわからない。消費税も上がりそう。

手取りをあげるには、それを上回る経済成長がないと苦しいわけで、GDP8%という今の中国くらいの成長をしなければ、昔のような右肩上がりの生活はできません。これは、ちょっと困難かも。

ということは、貯金を取り崩す時代がやってきた、ということです。

すでに、年金生活者は、今年の増税(老年者控除廃止・所得税定率減税縮小)の影響を受けていますが、今後高齢者医療保険などの負担増が予定されています。
うちの親も年金生活者で、今はなんとか貯蓄を取り崩さなくても、生活切りつめで対処できていますが、収入が増えないのでこれも限度があるでしょう。
生活の余裕がどんどん減る→貯蓄取り崩し→資産売却 or 借金 という世帯がどんどん増えそうです。

生活費20万の人でも40万の人でも、手取りが減るというのはけっこうわびしくなるものです。
(逆に少しでも手取りが増えていた時代はなんとか裕福感を味わえたとも言えます)
計画的に貯められるときに貯めて、それを取り崩すというライフスタイルがますます重要になるでしょう。
これに、住宅ローンや教育費を重ねる訳ですから、どんなライフプランを持つのか、まずはここが第一歩。
ライフプランに遅すぎるという言葉はありません。自分のことは自分で守る姿勢が大切です。

※いまだに借金が増えている日本で、その額は途方もない額ですから増税しないわけがない。国が何とかするだろうなんて言う幻想はそろそろやめにした方がいいと思います。(みんな、うすうす感じているはずですが。国の資産をそれなりに頑張って売ったところで借金はなくなりません。相当厳しいです。)

|

« 金投資よりはプラズマテレビ | トップページ | 気になるみんなの懐事情 »

FP総合」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61456/9198748

この記事へのトラックバック一覧です: 貯金を取り崩す時代がやってきた:

« 金投資よりはプラズマテレビ | トップページ | 気になるみんなの懐事情 »