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2005/11/15

年金の税金

払いすぎの所得税を確定申告で取り戻そう!

確定申告にはまだ少し時期が早いですが、銀行から住宅ローン残高証明書が送られてきたり、保険会社から保険料控除用の支払い証明書が送られてくる季節になりました。

サラリーマンの給料は、毎月所得税が引かれていますよね、これを年末調整や確定申告で精算します。

多くの医療費がかかったときなど、確定申告をして還付請求を行って払いすぎた税金を取り戻します。申告しなければ戻ってきません。

老齢年金も同じです。

通常、老齢年金は、支給時に約10%の所得税が差し引かれて支給されます。(※1)

 日本の所得税制度では、給与でも年金でもとりあえず支払い時に10%分は差し引いておいて、年末調整や確定申告で精算する、というのが基本の制度となっています。この支給時にあらかじめ引いておくことを源泉徴収といいます。

※1 源泉徴収される人(原則): 10%の源泉徴収

       65歳未満の方 年金額108万円以上

       65歳以上の方  〃 158万円以上

 年金も給与も同じ所得ですから、扶養控除や医療費控除などいろいろな控除を受けることが出来ます。

最初に書いたように、こういった控除は申告しないと税金を取り戻せません。

 特に年金のみの方は年末調整というものはありませんので、確定申告をするかしないかという選択になります。

 申告しないと取り戻せないと書きましたが、あらかじめ扶養親族等申告書を提出しておけば、その分だけは控除して年金が支給されますので確定申告は必要ありません。

 扶養以外の控除がある人、確定申告で税金が戻るものというと、主なものは、

○子供の国民年金とかも払ったのなら控除可能。生保・損保で一定のもの=保険料控除

 ○マイホームの取得で住宅ローンがあるとき=住宅借入金等特別控除

 ○多額の医療費を支出したとき=医療費控除

 ○特定の寄付をしたとき=寄付金控除

 ○災害や盗難などで資産に損害を受けたとき=雑損控除

 ○株式を持っていて配当所得があるとき=配当控除

 また、扶養控除は一定の親族を扶養している場合でも控除可能です。

    障害者控除(寝たきりなら特別障害者)のように身体状態が変わったために控除されるものもあります。

なお、確定申告ですので、年金以外の収入がある人も当然この時に申告することになります。 忘れがちなのが死亡保険金と満期保険金。誰が払っていて誰が受け取ったかで、相続税・所得税・贈与税のどれかになります。



(個別の税務相談は税理士法により、税理士しかできません。)

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