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2005/11/20

家賃、いくら捨てましたか?

本日のマンションの広告です。
「家賃10万、1年間で120万、5年間だと、600万。
 賃貸では財産は残りません。貴方はいくら捨てましたか?」
「月々7万円のご返済」。

おいおい、35年のローンでどれくらい金利を払うのか行ってやりたいよ。
おい、修繕積立費かかるだろ、固定資産税かかるだろ、火災保険はかかるだろ、えっどうなんだっ。
なにっ、駐車料金別じゃんか、自転車置き場も金かかるのかよ。

変動金利での返済で7万円というのもなんだかなぁ。日銀の量的緩和近し、「今の金利は異常な状態、緊急避難的に行った政策である」なる発言が出てきて、金利上昇までカウントダウンの中、未だに変動金利の支払い計算しているところも気にくわない。

毎週末に入る住宅の広告。
『固定金利3%で借りられる最後のチャンスかも、こんなに安く固定金利が組める時代はそうそうないよ』
なんていう広告が一つくらいあっても良さそうなのだが、未だに見かけたことがない。

あー無性に腹が立つ。つーか、これをそのまま鵜呑みにしちゃって、破綻しちゃう人が可愛そう。

毎月貯金できない人!  月々貯められない人に、今の賃貸費用を上回る借金は無理!・・・・断言します。
「年間の返済額−賃貸費用+資産税とかの年間費用」を貯められない人は、絶対に破綻します。(収入増が見込める人を除く)。それだけ分貯金できるようになってから借金してください。

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住宅情報誌の記事を見ていると、賃貸と持ち家どっちが得か、なる比較が時々出ています。
ちょっと待ってね、
住宅情報の記事、、、、、、そう、「住宅情報誌」の雑誌。
この記事だから、どっちが得かなんて最初から結論ついてます。ね、そうでしょ。

持ち家の方が得って結果がね、まあ、間違っている訳じゃないんだけど、木造の耐用年数が35年とか45年とかいわれる中で、ローンが終わった後、傷んだ家を誰が建て直すのか、っていう視点が大抵ありません。

平均寿命男性78歳、女性86歳。30歳でローン組んだとすると、途中で絶対に建て替えか引っ越しが必要。
この費用を入れずに、「定年退職してローン返済が終わると、持ち家の方が得になって資産として残る」、なんて結論になっている場合が多いです。

セカンドライフで家を建て直す人、実家に戻る人(遺産を受け継ぐ人)、子供に家を建て直させる人、家を売って、介護老人ホームに移る人、、、、、人それぞれですから何とも言えませんが、必ずしも、家を購入するのが得とは言えません。でも、賃貸の方が得だとも言えません。

少子化でこれから20年くらいすると家はどんどん余ってきますから、資産価値がかなり減少することもありそうです。3500万で買っても、売るときには2000万。その差である1500万円あれば賃貸を借りたとしても、相当条件の良い賃貸を借りられます。
 賃貸ならリスクはない上に、ライフスタイルに応じて、引っ越ししていく、子供が小さい時は郊外で、老後になれば便利な落ち着いた所で、という選択も可能です。

 賃貸は無駄と考える前に、そういうリスクをヘッジするための費用も入っていると考えることもできますので、まずは家族で将来のライフスタイルを話し合うこと、すなわち、持ち家を所有するという部分とか住む環境とか、つまりは、お金に換算できない部分について、家族みんなで話し合うことが大切です。

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