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2005/11/19

障害者になったら

事故や病気あるいは高齢になると、障害者(1級・2級)になる場合があります。私の親も障害者になりました。
日本の制度では、「障害者になったと思われるので認定してください」という書類を出さないと障害者になれません。障害者になる書類というのも変なのですが、そういう制度になっています。
福祉制度上、いくつかの優遇策、例えば高速道路料金の割引とか、自治体による市バス券とかタクシー割引券とか、住んでいる地域によっていろいろなものがあります。詳しいことは福祉関係のお仕事なので私はあまり詳しくはありませんが、FPとしてはポイントがいくつかあります。

(1)所得税(本人・扶養)の障害者控除(重度の場合は、特別障害者としての控除)
   例えば70歳以上の同居している寝たきりの親を扶養家族に持つ納税者は、扶養控除93万円(扶養控除48万円に同居特別障害者の35万円の加算額、同居老親の10万円の加算額を足した額)、それに障害者控除40万円の合計133万円の所得控除が受けられることになります。

(2)預貯金のマル優制度
   通常、預貯金を預けると利子が銀行や郵便局から支払われますよね。この利子に対して20%の税金が引かれて支払われています。
   マル優は、この利子の税金を免除しようと言う制度で、以前は一定以上の年齢の高齢者には適用がありましたが、今は、「障害者等のマル優制度」と名前を変え、障害者とかご主人を亡くした遺族とか、限定された方にのみ認められる制度に変わっています。

  「障害者等のマル優制度」=預金等:合わせて350万円まで、その利子が非課税
  「障害者等の特別マル優制度」=国債・地方債350万円まで、その利子が非課税

現在、個人向け国債は前回0.55%、今度の12月発行分は少し上がって0.6〜0.7%くらいだと思いますが、100万円で年間利子6000円ほど、この2割である1200円の税金がマル優適用だと引かれないでそのまま手に入るということです。
今はまだ金利が低いので恩恵は多くはありませんが、ここ数年で金利上昇するのではと囁かれています。額の大小はともかく、該当者は書類を書くだけで、郵便局や銀行でも、制度適用できますので是非ご相談を。
(なお等級の低い障害者は適用されません)

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