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2005年9月に作成された記事

2005/09/27

年金 月6万UP (20年後)

先日、商工会議所検定の「確定拠出年金プランナー」 なる、おそらくはほとんど誰も聞いたことがないであろう検定試験を受けたこともあって、今、年金の勉強をしています。


確定拠出年金プランナー(DCプランナー):年金制度全般にわたる専門的な知識に加え、投資やライフプランに関する知識まで併せもつ、公共性と専門性を兼ね備えた総合的な企業年金のエキスパート。また、年金制度全般にわたる正しい知識を普及・啓発する役割を担うとともに、新しい年金制度を適切に運営・管理する実務家として、法令を遵守し、加入者保護の観点から説明責任や受託者責任を果たすといった役割が期待されています。(商工会議所DCプランナー検定HPより)

ところで、厚生労働省のHPに行くと「年金財政のホームページ」というのがあるのですが、ココの中で、題名に書いたことが書かれています。

厚生年金受給者の現在標準世帯の年金月額 23.2万円、これが20年後には29.2万円。なんと6万円のアップ、、、、という試算。

実は、裏がありまして、今後、物価は2%上昇するけど、年金額は1%のアップにしておきますね、なんてことが書かれています。この計算の結果です。

ここで大事なのは金利(貸出金利、預金金利、物価上昇みんな )です。
もし、2%の物価上昇が20年続くと、1000万円の商品は、1490万円になります。20年かけて物価が1.5倍になるであろうという試算。しか〜し、年金の方は1.25倍にしかならない。

さらに、毎年払う年金保険料は当面上昇することが決まっています。04-02厚生年金は15年かけて報酬に対して13.58%(労使折半)から18.3%に(毎年、月にして700円ほど増加)。国民年金は月々13300円を毎年280円ずつあげて、最終的に16900円というように決まっているのです。

 つまり、払う金額は少しずつすこ〜しずつ上がって、貰う額も増えるけど払う分には追いつかないという試算。

物価上昇2%。もしタンス預金なら20年で価値は3分の2ほどになります。逆に、固定金利で2%のローンを組んでいる人は金利分は物価上昇で相殺されるということになりますね。

ホームページには、試算をはずれた場合のワーストケースなんてのも計算されています。ややボリュームが多いので年金の予備知識がないと若干難解かも知れませんが、ここまでちゃんと公表しているというのは良いことだと思いますよ。ときどき一部のマスコミが枝葉の部分や重箱のスミをつっつくような記事を書いていますが、少し失礼なんじゃないかな。


 今の年金制度では賦課方式と言うものをとっていて、
(給付総額)=(若い人から集めた保険料:2/3) + (国庫分:1/3)
 という計算になっています。これだと、少子化時代の今では集められる額が増えないので、国庫分を1/2にしようと決まってはいるのですが、いかんせん、この財源がない。
 年金改革はこれからもあるのでしょうが、いたずらに年金制度の大改革するよりも、この国庫1/2の財源をどうするか、無駄を省いて、消費税上げて、医療費の国の負担を減らす。つまりは公共投資を減らしながらも税金のアップと医療費個人負担のアップ、ということになるのでしょうか。

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2005/09/25

アメリカ長者番付 今年もゲイツ氏一番 

毎年の恒例になりつつありますが、アメリカの長者番付にて今年もマイクロソフトのゲイツ会長がみごと一番を獲得されました。12年連続。
資産総額510億ドル(約5兆6000億円)だそうです。

1億2億だったら、「生涯賃金」とか、その半分とか、その倍とかで、なんとなく少しは理解できますが、それから4桁変わるともうぜんぜんわからないですね。

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2005/09/24

キャッシュカードの時間外手数料

コガネ持ちになるには「大きな支出」だけ考えればOK。なんて言っておきながら、キャッシュカードの時間外手数料なる費用についてはもの凄い嫌悪感のある私であります。夕方6時を回ったからとか、土日だからと言って、105円ないし210円の手数料の価値があるとは思えません。

意外と、気にしていない人も多いようですね。気がつくと夕方6時を回っている、、、「まだATM開いてるしいいか」「土曜に出そう」。こういう人が多いみたいです。

こんな方に朗報。
優遇サービスでATM時間外手数料無料の銀行
が増えてます。

***三井住友銀行***  One'sPlus(ワンズプラス)
残高30万以上があるとか、ローンを持っているとか、給与受取銀行になっているとか、そういう条件に当てはまる人対象。
 ただし、コンビニATMは、コンビニ分は有料。20代30代専用のOne'Styleというのもある。
残高30万を切ってしまうと、One'sPlus手数料が月210円かかりますが、逆に言うと、土日に毎月複数回ATMを利用する人は申し込んだ方がお得です。

***東京三菱銀行***  メインバンク
こちらは残高50万以上。あるいは住宅ローンを持っているか外貨・投信の積み立てがあるか。
条件がはずれた場合は月315円必要。三井住友と比べてもの凄くいいのは、コンビニ分の手数料もただ、というところ。つまり土日に近くのファミリーマートに行ってお金を下ろしても手数料はかからない。そうだよ、自分のお金を下ろすんだからこれじゃなきゃおかしいよ。
かつて私は、定期預金を下ろして普通に預金に変えてこのメインバンクを申し込みました。50万の定期預金に付く利子が年100か200円なので、年間に1〜2回土日に引き出すともう元が取れる。(ただ、普通口座に残高があると使っちゃう人は要注意ですね)

***郵便局(郵政公社)***  
こちらは、ごく普通にサービスとして土日も無料でATMが使えます。ただ、土日に開いているATMが少ないのが難点。通常おおきな郵便局は必ず開いていますし、小さな郵便局でも土日にATMだけ稼働しているところもありますので、そういう郵便局が家の近所にある人にはとても便利です。


ーーーーー

他の銀行もいろいろやっているようですし、こういうサービスには金利優遇とか振り込み手数料優遇とかもあるようなので、要チェックです。

キーポイントは、「毎月の預金残高」「給与の銀行振り込み」「ローン」「外貨・投信の積み立て」。

この辺を押さえればいろいろ優遇してもらえそう。


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2005/09/21

コガネ持ち

お金持ちならぬ、小金持ちという言葉があるそうです。
思わず ♪「コガネ虫は金持ちだ〜」♪と口ずさんでしまいそう。

貴方が小金持ちになれるかどうか、、、、はっきり言って、収入には関係ないです。

入ってくるより出る方が小さいこと。  
な〜んだって。でもこれ本当であってかなり難しい。

出るのを抑えるにはどうすればいいか。でっかい出費をしなければいい。逆に言うと「大きな支出」だけ考えればOK。

でっかい出費とは何でしょうか。 旅行? 外食? 教育費?
ほとんどの場合、住居費です。次に、車関係とくる場合が多い。
その次は〜、、、、保険かな。年間20万として20年で400万相当だし。まあ人によれば趣味関係の場合もあるし、交際関係の時もあるけど。高校・大学生の子供がいる場合は、否応なしに教育費ですね。

このあたりの支出をはっきり把握さえすれば、意外とそれほど無理しなくても簡単に小金持ちになれます。

だから、住居費のかかっていないニート諸君は、月10万円のアルバイト生活でも小金持ちであったりするわけですね。

一応言っておきますが、「支出を把握する」というのは、今日の支出とか、今月赤字とか、今だけじゃなくって、10年くらい先の将来も含みますよ。

小金持ちに、収入の多さは関係ないのです。

入るより出る方が小さければいい。ずーっとそうであれば小金持ち。ひょっとすると大金持ちになれるかも

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2005/09/20

ポートフォリオって?

ポートフォリオ;
リスクを回避するために、金融商品の安全性、収益性、流動性を考えながら、数種の金融商品の組み合わせること、また、その組み合わせ。

porforio
takのマイポートフォリオ(2005.9月現在)(右図)

マイスタンスとしては、リスクの高い「個別株」とほぼ同量の元本保証の「定期・普通預金」。

日本国内の社債・債券がないのが今の特徴。
金利が低いですからね、それだったらペイオフ内の定期の方がマシかな、っていう思い。

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2005/09/18

企業年金は低金利の中でどう運用しているか?

銀行の定期預金の金利はもの凄く低くてみんな嘆いています。
先週、個人金融資産が過去最高の1433兆円になったと報じられました。実はそのほとんどの資産は預貯金となっています。

さて、ここで表題の「企業年金」を見てみましょう。まずおさらいですが、多くの会社では公的な制度とは別に、企業それぞれ独自の裁量で「企業年金制度」をもっているところがかなりあります(統計的には約半数の企業)。これはそれぞれの会社が独自に、毎月一定額を積み立てて、役員や従業員の退職年金や退職一時金にあてているという制度です。その種類は細かく言うとややこしいのですが、主なものには次の3つがあります。
  (1)大企業が行っている厚生年金基金、(2)(企業年金法による)企業年金、(3)税制適格年金

これらは通常、毎月一人あたり数千円〜数万円を積み立てているのですが、年数も人数も多いのでまとまると非常に大きな額となります。そしてこれらを受け入れる機関の代表選手は生命保険会社なのですが、この大元締めである生命保険協会のホームページでこれらの総額が発表されています。

   (1)厚生年金基金     38兆円
   (2)確定給付企業年金   22兆円
   (3)税制適格年金     17兆円

合計すると、なんと77兆円です。

これだけのお金を、「大口定期預金」なんてものに入れてはいません。とはいえ、大切なお金ですから過大なリスクを背負う投資もできません。

生命保険の保険料というのも一種の積立金です。これもまとまると大変な額です。保険会社がどのように運用しているでしょうか。これも発表されています。
seihounnyou
 国債・地方債に 25%、貸付と外国証券にそれぞれ20%、社債と株式に10%ずつ。

この割合は、個人の資産運用でも参考になりそうです。
冒頭で個人資産のほとんどは定期預金になっていると書きましたが、保険会社では、利子の付かないものは少なく、ある程度のリスクを取りつつリターンを得ていることがわかります。

個人と比較して異なるのは、保険会社は20年先とか40年先とかも考えますが、個人の場合、その人の年齢で運用期間の長短があります。30歳で老後資金を考えるなら30年という運用も可能ですが、住宅資金や教育資金では10年くらいの運用期間となるでしょう。50歳からの老後資金なら10年程度の運用期間となってしまいます。

 それから決定的に違うのは、動かす運用規模。かたや何十兆円ですからね。

 貸付っていうのは、一般個人では無理ですし、ついでに言うと、ここでの外国証券というのは外国株よりもむしろ外国社債、アメリカ国債とか世界銀行とか、そういった安全性の高いものが、かなりを占めると想像されます。

 保険会社など機関投資家とちがって、個人で10年国債を買うなんてなかなかできませんから、自ずと運用は代わりますが、ある程度参考になるグラフだと思います。

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2005/09/15

この半年の株価(反省)

日経225平均のグラフをじっと見つめていて思いました。

  http://tchart.yahoo.co.jp/c/6m/9/998407.o.gif

5月に11000円が9月に13000円。パフォーマンス18%。
変に、株を売買するよりも、素直に日経225連動の投資信託を買っておくべきだったと。

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2005/09/12

高齢者向けリフォーム融資

足腰が弱ってきたしリフォームしたいなぁ、とか、一階だけでも車いすが通れるようにしたい、少々家を改造することになっても、やっぱり住み慣れたところで住み続けたいなんていう要求は結構あるのですが、リフォームのお金をどうするか。貯蓄がある人はわざわざ借りなくてもいいでしょうが、借金してでもやっぱり自宅で住み続けたいというなら、どこかでお金を借りてこなければいけません。
 会社勤めで収入のある人は、市中銀行で、「リフォーム融資」の審査は比較的簡単に通りますが、年金生活者となるとなかなか融資は受けられません。こんな時に使えるのが住宅金融公庫の高齢者向け返済特例を使ったリフォーム融資。

 収入がないわけですから、万が一融資を受けた高齢者が亡くなったときには、自宅担保を処分するか、遺族が支払うということになっていて、手続きも高齢者居住支援センター(高齢者住宅財団)の保証が必要であったりとか、金融公庫特有の建物(リフォーム)工事の審査があったりと、若干面倒ではありますが、悪質リフォーム工事が蔓延している昨今では、優良住居の提供という本来の目的にかなった制度であるといえるでしょう。

 今現在の金利はだいたい3%(500万まで)。
基本的に、月々の支払いは金利分だけで、亡くなったときに遺族が一括返済というシステムです。自宅担保あるいは預貯金担保で支払うシステム。

 今後、子供が大きくなったあと、広すぎる住居資産がある一方で、預貯金がなくなる世帯が増加すると予測されています。70歳時点で預貯金が底をつくらしい。このように自宅財産がある方にはこういった融資も検討する価値があるでしょう。

また、バリアフリーのリフォーム工事には市町村から補助が出る場合がありますから、よく調べてみましょうね。

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2005/09/09

SQ算出日で大商い

東証1部の出来:30億株で過去最高。売買代金:3兆円。
あの1990年のバブル期を越えて、過去最高の取引ですよ。

少し前だと、一日の取引10億株を越えるかどうかくらいだったのに、その3倍。これはやっぱりニュースです。
今日の商いはというと、朝一番に12億株の取引。 いやー凄いですね。ちょっとした日のー日分が朝の15分間で取引されてますです。

dchart1

今日、9月の第2金曜というと、SQ算出日。これは先物とかオプション取引の基準になっている日で、先物・オプションを扱うディーラーの「成果」がこの日に決まるという訳で、有り金すべてを使ってディーラーたちが商いする日です。SQはこの日の朝一番の値で計算されます。

3,6,9,12月の第2金曜日がSQ算出日であります。

私はむしろ、9時15分以降の商いが、18億株あって、じりじりと上昇したことの方に、かなり活気づいているのだな、と注目しているのですが、総選挙を控え来週はどうなるのでしょうか。

なんとなく、よく分からない気もしないでもないですが、やっぱりこれはニュースです。

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2005/09/08

ハイリスクハイリターン

新聞の経済欄に毎日掲載される重要な指標に、外国為替と日経平均株価があります。
前者は、主に円ドル相場。後者は日本株のその日の指標です。

現在、為替も株も3割が個人投資家によるものと言われています。
現物取引というのは、ある一定の元手資金で、ドルやとある銘柄の株を買ったり売ったりする取引ですが、これとは別に証拠金取引というのがあり、信用取引のひとつで、元手の何倍もの取引が可能となります。例えば為替なら為替予約という先物であったり、あるいは株の信用買い・信用売りであったりするわけで、将来○○円で売り・買いするという取引。取引時には、そのうちの一部の資金だけを持っていればいい、元手の5倍〜20倍の取引可能。つまり儲けも5倍〜20倍なら損も5倍〜20倍。非常にハイリスク・ハイリターンの投資です。

よほどのことがない限り、これだけハイリスクなものは私は勧めることができません。が、リスクは高いで すが、そのリスクを許容出来る方だったら、あえて否定しません。例えば、1億の資産があって、その1%、100万でこういった取引をしたい、なんて相談がくれば止めたりしません。
リスクの許容というのは、単純に気持ちの面だけでなく、実際に悪い方に転んだときでもリスクを背負えるだけの資産があるかどうか。

私にはとても怖くて出来る取引ではありませんが、今非常に活発になってきています。

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2005/09/04

こども保険はお得なのか?


以前は、予定利率が高く、万が一の死亡保証や卒業するまでの年金も付いてお得だったのですが、史上最低金利である最近は、払込総額が受取総額を上回ることが多いです。
だったら、その分、生命保険の死亡保障を増やして、教育資金は別途貯蓄するというのも一案です。

教育費は、すべて公立の小学校〜高校で500万とか私立の場合は1000万円以上とか、下宿の仕送りとかを含めると2000万とか言われています。

教育資金のピークは、子供が生まれて15〜20年後に迎えますから、確実に用意しなければいけないとはいえ、低金利の定期預金ではなく、投資信託や変額年金保険という手もありです。

    安全重視派 : 定期預金+生命保険増額
リスク許容度のある人: 変額年金保険
       あるいは、投資信託+生命保険増額



 私のお薦めは、最初の数年間は定期預金で貯めて、その後、10年間くらい投資信託か変額年金保険、あるいは生命保険増額。子供の進路が見えてきだしたら資金に応じて、安全性の高い投資信託や定期預金に移動させる。 

 教育資金のピークが間近に控えている人は、投資信託のようなリスクを持つのはあまりお勧めしませんので、郵便局の教育積み立てをして、いざとなれば、低金利で借金できる体制を整える。というところです。

 もちろん、資金状況はそれぞれ個別でいろいろありますからすべての人が当てはまるというわけではありませんが。。。。

 いずれにせよ、教育資金と老後資金は足の引っ張り合いになる可能性が非常に高い資金です。子供が独立してその後貯める期間のある人は分けて考えてもいいでしょうが、教育資金もさることながら、老後資金をどう調達するか、場合によれば、奨学金制度の利用も検討するべきでしょう。

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年金保険はお得なのか?

将来の年金が本当に貰えるのかどうかはっきりしないので、今、年金保険がとても活発です。

少し前までは、元本保証型というのを売りにしているところが出て、かなりの申込みがあったようですが、さらに最近は、年金受取総額を元本以上に保証する保険が出てきています。

この手の商品は、(1)一時払いで数百万を払い込むタイプと(2)月々の積み立てで払うタイプがあるのですが、

(1)の一時払いタイプでは、200万以上を先に払って20年以上経ってから、年金支払いが始まり、受取総額115%を保証する年金保険が出てきています。

 また、(2)の積立タイプでは、年金払積立傷害保険で、毎月1万ずつ20年間を積み立てると、支払った総額は240万円で、年金受取総額は258万円。107%が戻ってくるという保険があります。


さてこのこのような場合、どちらがお得なのでしょうか?

こういう場合、どんな利回りで運用していることになるかということで比較できます。実は前者(1)も(2)も、1%以下の運用益で大差ありません。
10年長期国債の利回りが1.4%なので、この差が保険料となっていると考えられます。だから、保険を考えず、利回りだけを考えると、どちらも決してお得ではないという結論になります。
世の中うまい話はあるわけはなく、「保険がつく分、受取額は減る」、当然のことです。

そう、年金保険という名だけあって、保険がついている、この部分をどう考えるか。万が一の時の保証、これに対するコストをどう考えるかが、年金保険に入るかどうかというポイントであります。

受取額で見るとお得ではないですが、この保険部分、これを、「保険のつもりで積み立てている」とか「知らないうちに貯まる」とか、こういう風に考える人は決して無駄ではありません。というより、低金利の定期預金に置いておくよりははるかに良いでしょう。老後資金を定期預金にしておくよりは絶対いいです。

 なぜ、定期預金に比べてはるかに利回りがよいのか、それは、定期預金はいつ引き出されるかわからないけど、これはそう簡単には引き出されないから、であります。

 (生命保険料控除とか、相続時の控除とか、まあそういうお得な部分もありますが、難しくなるので省略します。)

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医療保険

金融自由化の煽りなのか、保険商品もずいぶん多様化してきました。
基本的に、保険は、掛け金と保険金は確率の問題なので、どこの保険会社がいいとか、共済がいいとか、あそこはボッタクリとかはあまり無いのですが、その内容はかなり違います。
 最高限度額が決められていたり日数に制限があったりなどなど。。。。

 保険を考える際には、例えば入院保障なら、1泊2日から保障して欲しいのか、長期入院の方が重要と考えるのかで、保険料は大きく異なってきます。それなりに貯蓄を持っていられる人は、短期入院は貯蓄で賄い、長期入院に備えて月々の保険料を抑える方がお得です。
 十分な貯蓄があるから所得保障は必要ない、逆に、ちょっとでもアクシデントがあったら生活に支障をきたすので、少々コストがかかっても所得保障が必要など、人それぞれで変わってきます。
 十分な保険に入ればそれだけ安心感は増えますがそのコストは非常に大きく、月々5000円の差は10年間では60万円の差。

 大切なのは自分の必要な保障はどういう保障なのか、という点につきます。

 最近個人的に私が注目しているのはAFLACの終身医療で、高齢になると半額になる特約のもの。一生涯払い続けるというデメリットはありますが、高齢時に保険料を抑えることが出来て生涯保障という点では、魅力的です。
 女性向けの医療保険・傷害保険も増えてきています。三井住友、ひまわり生命、アフラック。一般的に骨粗鬆症は女性の方が多いと言われていますし、乳ガン子宮ガンも結構多い病気ですので、検討するのもいいでしょう。

 保険って入れば入るほど、コストが高くなるのが難点なんですよね〜 当たり前ですが。

 生涯賃金が2億とか3億とか言われてますから、それぐらいの貯蓄のある大金持ちなら、生活における保険は必要ない、なんて言い切れます。
 (実際には、もちろん、加入される方が多く、また、相続税資金の確保のため、相続税の保険料控除を使うためとか、いろいろな考え方がありますので、ほとんどの方は保険に入っているようです。)

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2005/09/01

債券って

株式とならんで、債券という言葉があります。債券とは、簡単に言うと国や地方自治体・企業などの借用書のことです。
それは分かっていても、なかなか理解できない「債券」、とても、興味深い投資商品です。

債券にはいくつかのタイプがあるのですが、たとえば、5年後に返しますよ・毎年5%の利子を払いますよという借用書。100万貸して、毎年5万ずつ貰えて、5年後に100万を返して貰える。これが単純なパターンです。

「毎年5万ずつ貰えて、5年後に100万を返して」までは一緒でも、発行額が100万とは限りません。98万の場合もあれば102万の場合もあります。

それはさておき、この借用書が売買できるというのが債券の特徴です。

単純に5% 1年償還の発行価額も償還価格も100万円の債券(A債券としましょう)を考えましょう。1年後に償還と利払い日が同じだと105万になりますね。だからもし途中で売買するとなると、債券の価格というものは理論上は、最初は100万で徐々に105万に近づく価格になります。例えば半年後に現金が必要になった人、1年間持っていたら105万になるけど、その前に現金が欲しい、だから売りたい。こういう人と、逆に、半年後に105万になる債券が売りに出ている、いくらなら買っても得かな?って感じで売り買いの需給バランスがとれて、102.5万なんて価格がつきます。

債券の面白いのはこの先です。

他の債券で10%のものがあれば、どっち買いますか? 10%の債券をB債券としましょう。信用リスクなんかの条件が同じ場合利回りの高い方がいいですよね。 で、上のA債券発行後半年後に、こういう10%のB債券が出てくれば、、、、こちらの債券に乗り換えようという人が増える。102.5万より低くて、102万でもいいからA債券を現金にして、B債券を買う人が出てきます。価格が5千円さがったわけですね。

 つまり、世の中の金利が上がると、債券価格は下がるのです。

逆の例を考えます。もしこれが1年債ではなく10年債だったら、5%の10年債があったとしたら。100万で毎年10年間5万円=50万貰える。もし、今の定期預金のように10年間ずっと低金利だとわかっていたら、130万で買っても20万得だなあ、と考える人が出てきます。だから低い金利の時は、それよりも利回りの良い100万円の債券の価格はどんどん上昇します。

金利が低いと債券価格は上がります。

10年先の金利なんて、なかなか推測が難しく、予測の面があるので、債券の価格もその時そのときの情勢や景気で変動し、価格が変化するわけです。

株をやると、変動率が大きく、じりじり上がったり、じりじり下がる債券は、おもしろみがないとか、取っつきにくいとか言われる金融商品なのですが、景気の変動は必ずあるものです。景気下降時には株は全体的に下がってしまうので、その中で上昇する銘柄を探すのはなかなか難しいです。
そこで、債券を買おうという人がでてくるので、おおきな景気のうねりを見る長期投資では、債券投資は株式投資と同じくらい重要なのです。

ここ数年、日本株が好調に上昇しているので、国内債券は全体的には低調です。でも逆に私はここ数年もう少しすれば、しばらく、債券の買い時が来ているのではと思っています。

特に日本株はアメリカ株の影響をかなり受けますので、アメリカ債券なんてのも魅力的ではないでしょうか。ただ外国債券だと、円相場の影響を受けます。これが相乗効果をもたらす場合と、相殺効果になる場合がありますのでご注意ください。(アメリカの長期債は今4%、日本10年債は2%、これに、円高が年間2%以上進むと元本割れ。  さてどう推測しましょうか)

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