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2005/07/24

金持ち・時持ち

お金持ち、ならぬ、時持ち・時間持ち

(1)「お金があるけど時間がない」
(2)「時間はあるけどお金がない」
(3)「時間もあるしお金もある」
(4)「お金もないし時間もない」

(2)は今はやりのニートに相当するでしょうかね、7/22に発表された労働経済白書ではニート64万人だそうです。ここでは34歳以下なので、それ以上の無業者はニートの数字には入っていないそうです。実際はもっと多いのでしょう。

ほとんどの人は(4)でしょう、たぶん。

しかし、やはり同日厚生労働省から発表された生命表では、平均寿命は男性78.6歳、女性85.6歳となりました。昔と比べてと言ってもいいですし、将来と言っても良いのですが、約1〜2割の人生における時間が増えた・増えるということです。

FP的には、「老後が伸びています、長生きリスクは増えています」、とことさら不安を煽るということも可能なのですが、ここは素直に、長生き分『時持ち』を謳歌しようぜ、と言いたいのであります。

内閣府がまとめている「21世紀ビジョン」では、人生長くなったんだからというわけで、2回転職で人生3度の就業経験とか、生涯学習・4度の学習経験、なんていうビジョンが掲げられていたりします。

社会人大学とか、定年後の再入学とかがあるのはこれらの後押しがある、、、、まあ少子化で学生数が増えないというのもあるんでしょうけど。

雇用の方はこれまですすんでいませんでしたが、やっと持ち直しの感があり、労働力の流動性も10年前と比べると格段に転職機会が増えていますから、これからもっと増えると言うことでしょうか。

一度の人生で2度も3度もおいしいことしましょう。

平均値になりますが、日本での世代別貯蓄・収入額はここ数年に定年された方々が、一番お金持ちです。65〜75歳、そこで、ここを狙って増税なり医療費負担を増やそうとしていますが、正直少々負担が増えても、この世代が一番お金持ちであることにはかわりありません。 かつ、時間持ち、、、、今後定年引き上げられますから。

この世代が一番、お金があって、時間がある世代で、最も有意義にお金を使える世代なのですが、いかんせん、過去高度経済成長を引っ張ってきた団塊世代のため、いざ、有意義に使うとなると、とまどっている人も多そうです。
マーケットはこの世代を狙ってあの手この手で消費意欲をかき立てようとしていますが、ここは個人消費を押し上げるのを手伝いましょうということで、がんがん、使って貰いましょう。(^^;)

ーーーーー

社会保障費が大きく、若い人ほど負担が大きい、今の年金者は少ししか払っていないのに一杯貰っているという記事を最近とくによく見かけますが、見方を変えるとですね、この世代の経済成長率って凄いわけで、「焼け野原から今の日本を作ったんだぞ」「お前ら生まれたときから、蛇口ひねるとお湯が出て、電話なんて一人一台持ってるだろ。10年前とどれだけ日本が成長した? 俺らは田んぼしかなかった日本を今の日本に成長させたんだぞ」くらいの気概で反論してもらってもいいなと、思うわけであります。

 経済成長が鈍化して、社会保障費が大きくなる事なんて20年前からわかっていたことなのに、それに対処せず、選挙の度に先送りにし国民の目をそらそうそらそうとしてきた政治家の責任が最も大きいと思うのは私だけではないでしょう。選挙で選んだのは、、、なんていうのは詭弁です。

今のところ寿命はまだまだ伸びそうですから、ほとんどの人が、今より「時持ち」になります。
ファイナンシャルではお金の使い方を扱いますが、これからは『人生の時間の使い方』も考えていく必要があるでしょう。

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●今日は映画鑑賞はお休み。僕だって毎日毎日映画を観ているほど暇じゃないのだ。とか [続きを読む]

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